BOOK

 裸足のピアニスト~スペインで学んだ豊かな表現と生き方~

                             /下山静香

 

私が「日本を出る」と決めた理由。トランクひとつで向かったスペインで学んだこととは。

3歳でピアノをはじめてから、すべてを犠牲にしてきた。だからピアニストになるのは必然だった。でもあるとき、「自分を表現できていない」ことに気づいた。それは私にとっては死を意味すること。「このままではだめだ。日本を出よう」。

そうして私はスペインに向かった……。


日本の音楽教育について、スペインで出会った新しい考え方、新しい音楽、支えてくれた人々について、赤裸々に語る。(本書 帯より)

 

                       川成 洋先生による書評 >>

 

     《 収録内容 》

 

■■はじめに 裸足の理由

■■第一部 裸足の足跡

■第一章 ピアノとの日々

ソルフェージュの記憶
阿修羅の母、菩薩の父
バッハ、バッハの小学生
苦しかった中学時代
「桐朋」という特殊な世界
演劇少女
伴奏の鬼
学校やめます! 宣言
ゼロからやり直す!
デビューリサイタル

■第二章 トランクひとつで出会ったスペイン

二回目のリサイタル事件
音楽人生リセットのとき
トランクひとつでスペインへ
マドリードでの冒険、始まる
スペイン語を叩き込む
生活に溶け込んだ芸術鑑賞
愛すべきスペイン人たち
初めての闘牛観戦、そして初めてのスリ被害
寝ても覚めても、スペイン音楽
いざ、バルセロナへ
サラゴサへ、そして帰国
スペイン流の生き方とは?
心の中にスペインを
Interlude I 多彩なスペイン音楽の魅力
Inrerlude II 不滅の演奏家たち

■■第二部 私を動かしている言葉、私を変えた言葉

言葉の花を手渡してくれた人々のこと
advice01 諦めずに続けていれば、そのときがきます
advice02 ピアニストは、三十歳からが勝負です
advice03 〝自分印の音〟をもつこと
advice04 あなたは、外国に行かなきゃダメ
advice05 これは僕の考え方やからね。でも、よかったら、どうぞ
advice06 自分に合うものを見つけて、それをとことん深く掘り下げていくべきよ
advice07 まだ、二日もあるよ!
advice08 食べること、寝ることと同じように、日常生活の流れのなかで演奏活動をとらえた方がいいわ
advice09 時にはリスクをしょってでも、〝表現〟をとるべきよ
advice10 スペイン音楽はね、本当はシリアスなの
advice11 大事なのは、手の大きさじゃないのよ
advice12 ノ・テ・コンプリケス・ラ・ビダ(自分で自分の人生をややこしくしないで)
advice13 歳をとるスピードの方が速くなっていくのよ。そのスピードに負けない方法って、なんだと思う?
advice14 百を知って一を出すようなものです

 

裸足のピアニスト

~スペインで学んだ豊かな表現と生き方~

ヤマハミュージックメディア

価格 1,980 


マドリードとカスティーリャを知るための60章

                     川成 洋・下山静香(編著)

 

スペイン内戦研究で知られるスペイン史学者、川成洋・法政大学名誉教授とタッグを組み、スペインの首都マドリードと、中央部カスティーリャに焦点をあてて全体を編集。

歴史、暮らしと文化、文学と思想、芸術といったカテゴリーのほか、「魅惑の都市 マドリード」「カスティーリャ 都市の万華鏡」など充実の内容となっている。

編者を含め総勢44名の専門家・アーティストなどが執筆に参加、ありそうでなかった「マドリード&カスティーリャ深堀り」の書。

下山静香 執筆章:1.自然と風土 カスティーリャ精神をはぐくんだ土地/4.カスティーリャとカスティシスモ 「生粋のスペイン」を求めて/15.民俗音楽と舞踊 人々の暮らしとともに/コラム9.《聖母マリア頌歌集》-アルフォンソ10世の美しき遺産/42.マホとマハ マドリードの下町が生んだ伊達な人々

 

 

 

マドリードとカスティーリャを知るための60章

川成洋・下山静香(編著)

明石書店

2,000円+税


アルベニス

旅の思い出/スペイン(思い出)/2つのスペイン舞曲 作品164

                       /校訂・解説 下山静香

 

アランブラ宮殿、カディスの城門、マラガの入り江…スペインの魅力あふれる風景が浮かびあがる作品をセレクト。近代スペイン音楽の扉を開いたアルベニスが描くスペインのリズム、メロディ、感性を体験したい方におすすめの曲集となっている。

人気曲〈入り江のざわめき〉を含む《旅の思い出》のほか、演奏される機会の少ない《スペイン(思い出)》が収載されているのも魅力。スペインが誇る名ピアニスト、A. デ・ラローチャにも師事したスペイン音楽のスペシャリスト・下山静香による詳細な校訂・解説付。

アルベニス

旅の思い出/スペイン(思い出)/ 

2つのスペイン舞曲 作品164

ヤマハミュージックメディア

価格 2,160 


グラナドス

ピアノ作品集 /校訂・解説 下山静香

 

アルベニスと並び近代スペイン音楽を世界に知らしめた、グラナドスによる詩的でロマンティックな作品から選曲した1冊。 人気曲〈アンダルーサ〉や〈オリエンタル〉を含む《スペイン舞曲集》からのセレクションのほか、《スペイン民謡による6つの小品》、《詩的な情景》第1集・第2集、《演奏会用アレグロ》、そして歌劇ゴィエスカスからの〈間奏曲〉を収載。グラナドス音楽院を引き継いだフランク・マーシャルの愛弟子アリシア・デ・ラローチャに現地スペインで師事したピアニスト下山静香による校訂・解説付。

 

グラナドス

ピアノ作品集

ヤマハミュージックメディア

価格 3,024