SPAIN

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【新刊情報】 歴史、文学、美術をはじめとするスペインの魅力的なトピックをからめ、多角的にアプローチした、新しいタイプのスペイン音楽本。
アルテスパブリッシングよりいよいよ刊行!(2023年9月25日発売予定)   

 

   まるごと1冊 スペイン音楽の本 –

       アルテスパブリッシング (artespublishing.com)  >>>

 

 

    【書籍刊行記念全国ツアー】♪ 2023年9月~12月開催

9月20日(水)群馬県桐生市 [美喜仁桐生文化会館] 名曲づくし スペインフィエスタ!

9月22日(金)東京都渋谷区 [代官山教会] 下山静香 スペインを弾く

9月23日(土)福島県郡山市 [開成山大神宮] 下山静香 スペインを弾く

10月28日(土)栃木県足利市 [artspace & cafe] 路地まちアートランブル初日

11月10日(金)京都市中京区 [二条城パガニーニ] 下山静香 フライデー・スペインサロン

11月11日(土)兵庫県神戸市 [にしむら珈琲 御影店 サロン]タイトル未定

11月19日(日)奈良県奈良市[ろくさろん]タイトル未定

12月2日(土)岡山県内予定

12月3日(日)広島市佐伯区[ライフワン221ホール]

 


 グラナドス:《アンダルーサ》                             (スペイン舞曲 第5番)下山静香

 Enrique GRANADOS: Andaluza

                                     (Danza española No5)

 

アンダルシアのほの暗い情熱を抱えた、グラナドスの人気曲。

ファリャの〈火祭りの踊り〉、ナザレの〈コンフィデンシャス(秘めたる想い)〉とともに、下山静香の代名詞として演奏会アンコールの定番となっている。

アラゴン州の美村アルバラシンのサンタ・マリア教会で行われた演奏会ライブより。shooting by Norihiko Lee

この曲のほか、I.アルベニス、E.グラナドス、J.マラッツ、A.G.アブリル、F.モンポウ、J.トゥリーナを演奏したコンサートの模様は、CD《ライブ in アルバラシン  Live in Albarracín》(molto fine) に収録。


 グラナドス:《オリエンタル》    

   ( スペイン舞曲 第2番)下山静香

 Enrique GRANADOS: Oriental

         (Danza española No2)

 

〈アンダルーサ〉同様多くの音楽ファン、スペインファンに愛されている名曲。

中世のまま時が止まった村、アルバラシン ―― 「スペインで一番美しい村」と賞されてきた地を訪れ、歴史あるサンタ・マリア教会で行なわれた演奏会2017のライブ映像より shooting by Norihiko Lee

*kibidangoクラウドファンディング(終了)での支援者プレゼントスペシャルDVDに収められている。

この曲も、CD《ライブ in アルバラシン  Live in Albarracín》(molto fine) に収録されている。


モンポウ《パリ万博の思い出》下山静香

 Federico MOMPOU: Souvenirs de l'Exposition

「下山静香スペイン・ラテン室内楽シリーズ #1」ライブ映像より 

 

ピアノを愛する人にとって、その魅力を引き出してくれるモンポウは欠かすことができない存在といえるだろう。下山静香もデビュー当時から、コンスタントにモンポウを演奏会プログラムに入れてきている。

《パリ万博の思い出》は、カタルーニャ生まれの孤高の音楽家フェデリコ・モンポウが、約10年にわたった寡作期に創作したピアノ曲。

1937年のパリ万博開催にあたって企画出版された記念作品集(マックス・エシッグ社)に楽譜が収録されている。


モンポウ:街道,ギター弾き,老いぼれ馬 

      ~《街はずれ》より    下山静香  

 Federico MOMPOU: El carrer, el guitarrista i el vell cavall ~"Suburbis"

下山静香リサイタル<バッハへの旅>より

 

「本質的にカタルーニャ的な作曲家」と評されたモンポウ。この作品では、バルセロナ郊外の雰囲気が描かれ、モンポウの繊細な感性とユーモアが味わえる。

街の喧騒、けだるげなワルツ・・・老いぼれた馬の重い足どりも、モンポウにかかるとどこか神秘的だ。

 


ロドリーゴ:セレナータ・エスパニョラ

             下山静香 

Joaquín RODRIGO:Serenata  española

スペイン在住中に一時帰国して開催したオール・スペイン・リサイタルより

 

マドリードでは、A.デ・ラローチャ、R.サバテルとともに「マーシャル音楽院3人娘」だったロサ・マリア・クチャルスキ女史からロドリーゴのピアノ曲全曲演奏を託され、集中して取り組んだ。ロドリーゴ生誕100年の2001年には、ロドリーゴゆかりのアランフェス、マドリード、バルセロナ、リエージュ(ベルギー)などでロドリーゴ・メモリアルリサイタルを行なっている。


モンサルバーチェ:オスカル・エスプラ

    の想い出への子守歌   下山静香 

Xavier Montsalvatge: Berceuse a la memoria de Óscar Esplá

  下山静香リサイタル  ~ カタルーニャからの風

「音楽のたのしみ」シリーズ カルラホール(2009) ライブより

 

ロドリーゴとともに20世紀スペインを代表する作曲家・モンサルバーチェ(1912-2002)は、日本でももっと知られてよい存在。

この曲は左手のための作品のうちの1曲で、タイトルにある「オスカル・エスプラ」はスペイン内戦を機に長く亡命していたため評価が遅れたが、これもさらに知られるべき真の知識人・作曲家だ。


パドロス:ポリクロミエス      

       3つのダンス   下山静香 

 Jaime PADRÓS: Policromies 3 danses

  

現代カタルーニャの作曲家ハイメ・パドロス(2007年没)による、アコーディオンとピアノのための作品。

多色彩色されたものたち、といった意味を持つ「ポリクロミエス」は、緻密に計算された構成を持つ3曲のダンスからなっている。

「下山静香 スペイン・ラテン室内楽シリーズ #1」で、世界的なドイツ人アコーディオン奏者シュテファン・フッソングと演奏(日本初演と思われる)、高評を得た。

ピアノの内部奏法は会場側に拒否される場合もあるが、この折はソフトな内部奏法だったため無事許可された。